赤羽根稲荷神社
赤羽根稲荷神社
赤羽根稲荷神社    

 

名称 アカバネイナリジンジャ
赤羽根稲荷神社
種別 有形遺産(建造物等)
住所 上郷町平倉41地割55番地
説明 認定番号:61号
推薦団体:上郷町第9区自治会
【遺産の概要】
現在の社殿は、三間二間で、文久三年(1862)遠野南部氏32代済賢及び福田、荻野氏により再建されたものである。祭神は倉稲魂神、祭日は8月20日である。創建は天文年中(1532~1555)阿曽沼氏家臣平倉千右衛門が京都稲荷山愛染寺(伏見稲荷大社)より勧請したと伝えられる。近世には遠野南部氏の家老である福田氏の信仰が篤く、天明八年(1788)現在地に遷宮された。旧高田街道赤羽根峠への入り口に位置し、祭日には近郷近在から多くの参拝客で賑わった。お稲荷様は、五穀を司る農耕の守護神倉稲魂神の尊称で、中世以降殖産神、商業神として信仰が拡大し、農村だけでなく町家から武家まで稲荷様を勧請した。
備考 地区:上郷、大別:有形