地震による電気火災を防ぐために積極的な感震ブレーカーの設置に取り組みましょう。

【感震ブレーカーとは】

 地震の揺れをセンサーが感知し、一定以上の揺れを検知することによって自動的に電気を遮断する仕組みがあります。設置することにより、避難時にブレーカーを落とす余裕がない場合や外出中に地震が発生した場合などに大きく役立ちます。過去の大震災による火災も電気火災の原因が多かった事例があります。自然災害であるため防ぐことはできませんが、少しでも被害を抑えるために設置しましょう。

【感震ブレーカーのメリット】

・地震発生時の電気火災のリスクを軽減できる。

・避難時の安全性を高める。

【感震ブレーカーの主な種類】

・分電盤タイプ                                           

・コンセントタイプ

・簡易タイプ

【注意点】

●感震ブレーカーの設置の有無に関係なく、避難の際はブレーカーを切りましょう。

●復電する場合には、ガス漏れや電気製品の安全の確認が大切です。

●夜間等に大規模な地震が発生し、感震ブレーカー等が作動した場合、避難する際の照明が必要となるので懐中電灯等を準備し安全に避難できる準備をしましょう。

感震ブレーカーの普及推進に関する背景・目的/総務省消防庁