リチウムイオン電池関連火災

 リチウムイオン電池関連火災とは、リチウムイオン電池を搭載した製品から出火した火災のことをいいます。

 近年、リチウムイオン電池を搭載した製品が増え、その製品から出火したことが原因とされる火災が全国で多発しています。

 充電して繰り返し使用することができ、非常に便利な製品ですが、衝撃や破損、劣化によって出火するリスクがあるので注意しましょう。

 リチウムイオン電池製品のチェック方法

 1 PSEマーク(電気用品安全法の基準を満たしているマーク)が付いているか。

   海外製の安価な製品等は、安全基準を満たしていないためPSEマークが付いていません。

   PSEマークが付いている製品を使用しましょう。

   小型の製品はパッケージ(製品が入っていた箱)にのみPSEマークが記載されている場合がありますので、パッケージも確認しましょう。

   

 2 過去に落下等で強い衝撃を与えていないか。

   落下等で強い衝撃を与えてしまうと、内部が破損し出火する可能性があります。

 3 充電中に異常な発熱がないか。

   充電中に異常な発熱がある場合、内部の劣化等により出火する可能性があります。

 4 膨らみや、変形がないか。

   製品の膨張、変形が見られる場合、製品の破裂や出火する可能性があります。

 リチウムイオン電池製品の処分方法

 リチウムイオン電池製品が正しく処分されないことが原因で、ごみ収集車やごみ処分場で火災が発生しています。

 遠野市ではリチウムイオン電池製品の回収はしておりません。

 処分する場合は、お近くの家電販売店等にご相談ください。

 関連リンク

 総務省消防庁 リチウムイオン電池の注意喚起について

 リチウムイオン電池関係 | 環境再生・資源循環 | 環境省