汚水処理施設概成アクションプランとは

平成26年1月に、国土交通省・農林水産省・環境省が連携して「持続的な汚水処理システムの構築に向けた都道府県マニュアル」を作成しました。

このマニュアルでは、市町村に対し、各種汚水処理施設(下水道、農業集落排水、浄化槽など)の整備区域の適切な見直しを行うとともに、今後10年程度での未整備地区における汚水処理施設の概成を目標とした整備計画(アクションプラン)を策定するよう求めています。

これを受け、遠野市では、平成28年度に「遠野市汚水処理施設概成アクションプラン」を策定しました。

遠野市汚水処理施設概成アクションプラン(平成28年度策定).pdf [ 576 KB pdfファイル]

アクションプランの見直し

アクションプランの計画期間(11年間)の概ね中間に当たる令和3年度及び令和4年度の2箇年で、内容の点検を行うとともに、平成28年度以後の各汚水処理施設の整備状況や今後の人口の推移の見通しなどを踏まえて、アクションプランの見直しを行いました。

遠野市汚水処理施設概成アクションプラン(令和4年度見直し).pdf [ 449 KB pdfファイル]

アクションプランの概要

この表の項目以外の詳細につきましては、上欄の各PDFファイルをご確認ください。

項目 策定時(平成28年度) 見直し後(令和4年度) 変更等
目標年次 平成38年度(2026年) 令和8年度(2026年) 変更なし
計画期間 平成28年度から平成38年度まで(11年間) 平成28年度から令和8年度まで(11年間) 変更なし
整備手法 公共下水道、農業集落排水、合併処理浄化槽 公共下水道、農業集落排水、合併処理浄化槽 変更なし
行政人口の設定 国立社会保障・人口問題研究所による推計値(平成25年推計) 遠野スタイル創造・発展総合戦略(令和2年3月)の推計値 直近の推計値を使用
汚水処理施設の概成見込年次 平成32年度末(2020年) 令和7年度末(2025年) 延長
目標 汚水処理人口普及率 平成38年度末(市全体) 76.8% 令和8年度末(市全体) 77.7% +0.9%
水洗化人口割合 平成38年度末(市全体) 74.6% 令和8年度末(市全体) 74.1% -0.5%

※汚水処理人口普及率…行政人口(遠野市全体の人口)に対する、各汚水処理施設の処理区域内の人口の割合をいいます。

※水洗化人口割合(水洗化率)…各汚水処理施設の処理区域内で、実際に下水道、農業集落排水及び浄化槽を使用している人口の割合をいいます。